防水工事とは、建物を雨水から守るために、建物外部から構造の部分に水が入らないような処置を行うことです。屋上や屋根はもちろん、ベランダ、バルコニー、外壁などの外部はもちろん、浴室などの水回りも防水工事を施されています。
雨や水の侵入を防ぐ防水工事は建物の寿命を延ばすために必要なメンテナンスです。防水の寿命は10~15年。定期点検と早めの補修で建物をより長生きさせることができます。
以下はどれも防水の機能を果たせていません。水漏れ、雨漏りの原因につながります。
リフォームアップは防水改修工事をメインに建物の様々なお悩みを解決してきました。建物によって既存の防水、形状、状態など様々ですが、豊富な経験から状況に合った最適な工法をご提案しています。
施工期間の短縮、工事期間中の匂いの問題などの工事に関するご相談から、環境に配慮した材料の使用や、遮熱・高反射といった機能付加など、さらに進んだご提案も行っています。
既存が露出アスファルト防水の場合、ウレタン防水を直接施工することができず、絶縁処理などで工期とコストの負担が生じていました。アスミック防水材シリーズは露出アスファルト防水層に直接施工できるウレタン防水工法です。
アスミック施工手順を動画でご紹介しています。
項目 | 温度 (℃) |
アスミックNB | 建築用ウレタン塗膜防水材JIS A 6021:2011 規格 | |
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高伸張型 | 高強度型 | |||
引張強度 (N/mm²) |
23 | 12.8 | 2.3以上 | 10.0以上 |
-20 | 12.8 | 2.3以上 | 10.0以上 | |
60 | 12.8 | 1.4以上 | 6.0以上 | |
伸び率(%) | 23 | 630 | 450以上 | 200以上 |
抗張積(N/mm) | 23 | 1,360 | 280以上 | 700以上 |
引裂強度(N/mm) | 23 | 47 | 14以上 | 30以上 |
硬度(タイプA) | 23 | 67 | – | – |
露出アスファルト防水に直接塗膜防水を塗布する際に想定されるアスファルト系下地に対してのアスミックアンダーの接着力を180°はく離試験にて実施した。
結果、比較として試験を行った防水工事用アスファルト3 種と同等の接着力が確認された。また砂付ルーフィング下地に対しては、砂を固着しているルーフィングのアスファルトコンパウンドまで流れ込み接着していることが確認された。
また、各種下塗材、上塗材および通気緩衝シートや補強布との組み合わせにより、押えコンクリート下地、コンクリート下地、露出アスファルト下地、塩ビシート下地、ゴムシート下地に対応できます。
一般的な汎用2液ウレタンとアスミックNBの供試体を60℃の水酸化カルシウムの飽和溶液に浸漬させて物性の変化を測定した。
その結果、2ヶ月経過した時点で初期値に対し汎用2液ウレタンは、引張強度で41%、引裂強度で56%に低下したがアスミックNBは、引張強度で96%、引裂強度で86%の物性を保持していた。アスミックNBのアルカリ温水に対する耐久性が確認できた。
防水工事は材料の良し悪しだけでなく、施工でも品質が問われます。確かな技術で施工することで、防水工事は正しく機能を発揮します。 リフォームアップでは、アスミックの防水施工管理の正式な講習を受け、認定された施工管理技士が施工を行います。