大規模集合住宅の防水工事 その2
昨年10月に「完了しました!」とお知らせしました大規模な集合住宅の防水工事ですが、今回は施工後の完成写真をご紹介します。(前回は施工中の写真だけでした。)
今回の工事は、20~30世帯の建物、19棟を2年半かけて行う本当に大規模な修繕工事で、リフォームアップはその中のベランダ防水工事を担当させていただきました。実はこのような規模の工事は、当社では今まで経験したことがなく、大変な思いもしましたが、とてもよい経験となりました。
写真と共に、スタッフのエピソードもご紹介しておきます。
【三好】
常に4人~7人のスタッフが現場に張り付いての作業となりました。工期がきまっているため雨が降っても後ろにずらすことができないという厳しい条件の中、屋根を作って作業したこともありました。
集合住宅ですが、すべてが全く同じ建物、作りではないため、当然毎回納まりや他業者さんとの取り合いについて話し合う必要があります。きちんと防水機能が果たせるよう、弊社内だけでなく、他業者の職人さんとのコミュニケーションが大切であることを改めて感じました。
また、長く一緒に作業したことで、弊社スタッフみんなが他の人のことを考えながら仕事ができるようになり、成長を感じました。
【小見】
同じ職場(=工事現場)へ長い期間通うということが、まず新鮮でした。同じ経路で慣れることで、通勤の負担は少なかったかもしれません。
このような大規模工事の現場では、私のような若手の職人ははじめは見向きもされませんでした。少しでも良い施工をという気持ちで現場で取り組みつづけていると、ベテランの職人さんが話しかけてくれるようになりました。長期間一緒に働いて、真摯に仕事に向き合っていることを認めてもらえたのかなと思っています。
最後には距離が縮まって、信頼関係を築くことができたと思います。
一人では何もできなくて、話し合いをすることで、お互いの仕事がよくなり、個人の技術も上がっていくんだということを学びました。
会社としてもいろんな意味で大変な仕事ではありましたが、これをステップにしてさらに良い施工をご提供できるように、してまいります!
これからもリフォームアップをよろしくお願いします。